本コラムは、弊社内で実施している健康経営に関する取り組みから一部をご紹介するものです。健康経営※1に取り組む皆様のお役に立ちますと幸いです。
前回は10月度のハイポニカでの野菜収穫量について取り上げました。
今回はハイポニカの手入れについて取り上げます。
ハイポニカの手入れとしては主に2つ、栄養液の補給と月に1度ほどの循環ポンプの詰まり確認があります。
野菜を育てていると栄養液が減っていきます。栄養液は野菜の成長に使われたり、揮発したりして減っていくようなので野菜の成長に必要な分の栄養液を管理する必要があります。
また野菜の根っこが切れてしまい、根っこの切れ端が循環ポンプに吸い込まれ詰まってしまうことがあるようです。それを避けるために、月に1度ほどの頻度で循環ポンプを確認する必要があります。
それ以外の手入れはあまり必要ないとのことでしたが今回、年末の大掃除の機会にハイポニカキット全体の手入れをすることにしました。
今回の手入れではキットに生えている藻やちぎれてしまった根を可能な限り取り除き、キットを新しい栄養液で満たすことにしました。また野菜の苗を植えていた発泡スチロールにも汚れがみられるため苗を全て抜き、ついている枯れた葉などを綺麗に取ることにしました。
驚いたことに野菜の苗を植えていた発泡スチロールを上げてみると、藻のようなものがキットに生えているのが分かりました。また、一部の藻は黒く変色しています。
このことについて調べたところ、藻が生えることは自然なことであり野菜の生育に関して何ら問題は無いとのことでした。また藻の変色は藻が枯れたことで黒くなっているのではないかとのことで、こちらもこのまま野菜を育てることに問題は無いとのことでした。
生育には問題ないものの藻が生えていると栄養液が藻にも供給されることから、藻を取り除いた後は生育が少し早くなる可能性もあるとのことで今後の野菜の成長も楽しみです。
※1 健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。