本コラムは、弊社内で実施している健康経営※に関する取り組みから一部をご紹介するものです。
健康経営に取り組む皆様のお役に立ちますと幸いです。
弊社では、経済産業省の「女性の健康施策の効果検証プロジェクト」に参画しています。
女性の健康施策の1つとして、産業医である代表 稲田礼子への質問を募集し、従業員も含めてディスカッションを行う「教えて!先生」と題した社内イベントを開催しました。
女性の健康イベントについてご紹介いたします。
7月末~8月中旬:動画研修視聴期間を設けて、質問を募集
女性の健康についてアンケートを取ってみると、女性自身も女性特有の健康課題についてあまり知らないという課題が見えてきました。生理や更年期障害といった身近なテーマであっても、意外に知識が断片的で、まずは知ってもらうことが大切だと考えました。
そこで、知識を広げるための機会として、経済産業省の「女性の健康領域の研修リスト」かられぞれ気になる研修をみるという動画研修期間を設けました。
イベントとしては、3つ以上の動画をみてページ内に感想や質問を挙げてもらい、その質問に答えてもらう形で9月の「教えて!先生」を実施する旨をアナウンスしました。
社内掲示板に特設ページを作り、研修の一覧やおすすめの紹介を載せたり、他の人が見た回数が可視化できるようマークをつけてもらうなどして、楽しく参加できるよう工夫しています。

9月:社内イベント「教えて!先生」実施
感想や質問では、生理や更年期症状の個人差、かかりつけ医や受診についての質問が多く出ていました。
集まった内容をまとめて、質問を3つとディスカッションテーマを1つ設定しました。

稲田先生からの説明の中で、脂質の多い食事が、がんのリスクを上げるというお話が出たり、サプリメントの利用の話題から、社員間で鉄分はどの時期にどれくらい取ればいいのか、鉄分の推奨摂取量は閉経前後で変わるといった話も挙がりました。
ディスカッションでは、正しい知識を持っていても周りへの伝え方には工夫が必要だという点や、同性で話せる・相談できる環境づくりやその情報提供ができると良いのではないかという意見が挙がりました。
また、生理休暇は労働者の権利という側面よりも、受診につなげる機会としてとらえることで、働くことが難しいほどの症状を和らげていけるのではないか、という声もありました。
これから社内外で取り組めることをさらに考えていく必要がありますが、今回、社員同士が話し合う場を持ち、動画研修やイベントを通じて女性の健康に関する共通認識を得られたこと自体が、大切な一歩になったと感じています。
※ 健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

